山梨の商業高校・商業系高校

保護者・中学校教員の皆様へ
商業系学科での学び
商業系の学科で学べることは以下の通りです






経済を読み取る力の育成
社会生活の基盤をなす経済活動や企業活動について、その仕組みを、具体的事象を取り上げ、しっかりと学び、現在及び将来の経済社会の動向を確実に読み取る力を身につけます。
情報処理能力の育成
高機能なパソコンが配置された実習室を多数揃え、ICTの進歩に対応できるよう、基礎から高度な内容に至る専門的な情報処理教育を推進し、将来のDX社会をリードできる人材の育成に努めています。
ビジネスマナーの育成
信頼されるビジネス人材を育成するため、ビジネスマナーや規範意識を修得することに注力しています。責任感・協調性に富んだ人材育成を目指し、実践的・体験的な学習活動が行われています。
簿記会計能力の育成
今日の経済社会はダイナミックに動いており、あらゆる企業が適切な会計処理を行い、これを経営に活用し、利害関係者へ会計情報を提供できる能力のある人材を求めています。
マーケティング力の育成
市場調査、消費者行動の分析、広告や販売促進について学び、顧客満足実現能力の育成しています。高校生の感性を活用した商品開発や地域課題への提案も目指します。
コミュニケーション能力の育成
現代社会ではコミュニケーション能力は大変重要です。協調性や常識のある、コミュニケーション能力が高い人材の育成に努めています。

商業系学科の授業内容
普通教科を約7割、商業に関する専門科目を約3割の割合で学習します
普通教科
国語、数学、地歴公民、理科、保健体育、家庭、外国語(英語)、情報
商業科(専門科目)
分野共通
ビジネス基礎、ビジネスコミュニケーション、課題研究、総合実践
マーケティング分野
マーケティング、商品開発と流通、観光ビジネス
マネジメント分野
ビジネス・マネジメント、グローバル経済、ビジネス法規
会計分野
簿記、財務会計Ⅰ、財務会計Ⅱ、原価計算、管理会計
ビジネス情報分野
情報処理、ソフトウェア活用、プログラミング、ネットワーク活用、
ネットワーク管理
その他
学校設定科目

取得可能な資格
商業高校では、いろいろな資格を在学中に取得できます。以下は一例です。
検定の種類
内 容
簿記実務検定
企業の会計処理の知識・技術や実務能力を問う検定試験
情報処理検定
プログラミングや情報活用能力を問う検定試験
ビジネス文書実務検定
ビジネス文書の作成に関する知識・技術を問う検定試験
商業経済検定
商業経済に関する知識・技術、思考力・判断力を問う検定試験
英語検定
ビジネスに関する英語の知識及び技能を問う検定試験
ビジネス計算検定
電卓やそろばんなどの計算用具を用いて計算実務を行う能力を問う検定試験
ビジネスコミュニケーション検定
ビジネスマナーやコミュニケーション能力を問う検定試験
卒業生の進路について
商業系学科で学んだ生徒の進路について
●進学
大学、短大、専門学校など 約60%
大学・短大 約32% 専門学校 約68%
授業で学んだ専門的なビジネスの知識や資格を活かし、高度な学習をする人や、看護・介護などの医療系や初等教育・幼児教育・保育など他分野の学習をする人もいます。
●就職
山梨県内外の企業、官公庁など 約40%
事務 約24%、販売 約11%、サービス 約19%、製造・技能 約46%
授業で学んだ専門的なビジネスの知識や資格を活かし卸売・小売業、金融・保険業、サービス業、公務員などの様々な分野で活躍しています。